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鋼色
ふりがな文庫
“鋼色”の読み方と例文
読み方
割合
はがねいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はがねいろ
(逆引き)
夏六月の下旬、陽はすでに落ちて、広い道場の(みがきこんだ)床板が、武者窓から斜めにさしこんで来る残照をうつして冷たく
鋼色
(
はがねいろ
)
に光っている。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
岩むらの
羊歯
(
しだ
)
、
鴉
(
からす
)
の声、それから冷たい
鋼色
(
はがねいろ
)
の空、——彼の眼に入る限りの風物は、
悉
(
ことごと
)
く荒涼それ自身であつた。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
むしろ種族と典型との等しさ——あの晴れやかな
鋼色
(
はがねいろ
)
の眼、
明色
(
ブロンド
)
の髪を持つ種類としての等しさによるのだった。
トニオ・クレエゲル
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
鋼色(はがねいろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
鋼
常用漢字
小6
部首:⾦
16画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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