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銭貰
ふりがな文庫
“銭貰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぜにもら
66.7%
ぜにもらひ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜにもら
(逆引き)
これは東叡山の配下で、寒い朝でも赤裸で、とうとうと言って人の
門
(
かど
)
に立って
銭貰
(
ぜにもら
)
いをするのだが、無芸と無頼とを以て聞えている。どうかすると
謎々
(
なぞなぞ
)
のようなものを持って来るのもある。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
私どもは深川に居ります時にも随分
銭貰
(
ぜにもら
)
いは来ましたが、一分遣れば大概帰りました、一分より
余計
(
たんと
)
は
上
(
あげ
)
る訳にゃア参りません、はい女の身の上で有りますからねハイ、一分で少ないと仰しゃれば
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
銭貰(ぜにもら)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぜにもらひ
(逆引き)
「待ち給へと言ふに! 先から風早が口を
酸
(
す
)
くして頼んでゐるのぢやないか、
銭貰
(
ぜにもらひ
)
が
門
(
かど
)
に立つたのぢやない、人に対するには礼と云ふものがある、
可然
(
しかるべ
)
き
挨拶
(
あいさつ
)
を為たまへ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
銭貰(ぜにもらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
貰
漢検準1級
部首:⾙
12画
“銭”で始まる語句
銭
銭湯
銭金
銭塘
銭儲
銭糧
銭函
銭箱
銭勘定
銭形
“銭貰”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝
中里介山