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銀屑
ふりがな文庫
“銀屑”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんせつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんせつ
(逆引き)
崖松
(
がけまつ
)
をすかして下をのぞくと真っ白だ。
乱岩
(
らんがん
)
に散る波の
銀屑
(
ぎんせつ
)
である。そして白い無数の渦潮、或いは青黒い渦である。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何時ものぼとぼとと重い
牡丹
(
ぼたん
)
雪とちがって、氷を削ったような
銀屑
(
ぎんせつ
)
が風を交ぜて吹きなぐった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
するといきなり眼の前に、ドウーッと
真
(
ま
)
っ白なものが光った。青い光線がひえびえと流れこんできた。見るとそれは
岸
(
きし
)
をあらう
渓流
(
けいりゅう
)
である。岩をかんで
銀屑
(
ぎんせつ
)
をちらす
飛沫
(
しぶき
)
である。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀屑(ぎんせつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“銀”で始まる語句
銀
銀杏
銀杏返
銀色
銀座
銀貨
銀河
銀簪
銀行
銀泥