“乱岩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みだれいわ50.0%
らんがん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松樹まつ乱岩みだれいわの多い山坂の混戦なので、鉄砲などはまどろいとなして、槍、太刀、長柄でわめきあう者が多かった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
崖松がけまつをすかして下をのぞくと真っ白だ。乱岩らんがんに散る波の銀屑ぎんせつである。そして白い無数の渦潮、或いは青黒い渦である。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)