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鉾尖
ふりがな文庫
“鉾尖”の読み方と例文
読み方
割合
ほこさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほこさき
(逆引き)
騒ぎは人々の口から耳へ、耳から口へと静まった
身屋
(
むや
)
を包んで波紋のように拡った。やがて贄殿の内外は、兵士たちの
鉾尖
(
ほこさき
)
のために明るくなった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
なんの気もなく空を見れば、
鉾尖
(
ほこさき
)
ヶ
岳
(
たけ
)
と
白馬
(
しらま
)
ヶ
岳
(
たけ
)
との間に、やや赤味を帯びた雲が一流れ、切れてはつづき、つづいては切れて、ほかの大空はいっぱいに
金砂子
(
きんすなご
)
を
蒔
(
ま
)
いた星の夜でありました。
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鋭利なる懐疑の刃をすべての者に揮うた君は、
轟
(
とどろ
)
く胸を抑えて、氷なす
鉾尖
(
ほこさき
)
を、われらの友情にザクリと突き立てた。その大胆なる態度と、純潔なる思索的良心には私は深厚なる尊敬を捧げる。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
鉾尖(ほこさき)の例文をもっと
(4作品)
見る
鉾
漢検準1級
部首:⾦
14画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
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鉾
鉾先
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石川啄木