“鉾立腰”の読み方と例文
読み方割合
ほこだてごし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがまた、この奇妙な鉾立腰（ほこだてごし）にぶつかると、一体犯人がどんな姿勢で突いたのだか？——すっかり判らなくなってしまうのだよ。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
それに、君は死体の奇妙な鉾立腰（ほこだてごし）に注意を欠いている。もっとも、その辺を曖昧にしなければ、自殺だなんて荒唐無稽な説が成立する気遣いはないのだがね。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)