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鉄唖鈴
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てつあれい
ふりがな文庫
“
鉄唖鈴
(
てつあれい
)” の例文
香具師
(
やし
)
の力持ちの夫婦は肥った運動服のかみさんを先に立てゝ、のそ/\キャフェの軒の下に避難しに行く。その後に残した道のはたの大きな
鉄唖鈴
(
てつあれい
)
を子供達が靴で蹴っている。
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
門内の杉の木立の中に、
紺飛白
(
こんがすり
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
を著た壮漢が
鉄唖鈴
(
てつあれい
)
を振っていて、人の来たのを顧みだにしない。本堂の東側から北裏へ掛けて並び立っている墓石を一つ一つ見て歩いた。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
鑵の凹みは、Yが特に、毎朝振り慣れた
鉄唖鈴
(
てつあれい
)
で以て、左りぎっちょの逞しい腕に力をこめて、Kの口調で云うと、「えゝ憎き奴め!」とばかり、殴りつけて寄越したのだそうであった。
子をつれて
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
“鉄唖鈴(
鉄亜鈴
)”の解説
鉄亜鈴(てつあれい)又はダンベル (en: dumbbell) とは筋肉を鍛練するために用いられる、棒の両端に鋳鉄製の重しが付いた体操器具である。鉄唖鈴、鉄アレイとも書く。
(出典:Wikipedia)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
唖
漢検準1級
部首:⼝
10画
鈴
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵