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金燈籠
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かなどうろう
ふりがな文庫
“
金燈籠
(
かなどうろう
)” の例文
本堂に八基の
金燈籠
(
かなどうろう
)
、観音の四燈、そのほか客間、茶室、記帳場——総て十二室の各座敷の仏画や仏像の前には、みな燈明がともされていた。
性に眼覚める頃
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
お銀は惑わしいことがあると、よく
御籤
(
みくじ
)
を取りに行く近間の
稲荷
(
いなり
)
へ出かけて行った。通りの賑やかなのに、ここは広々した境内がシンとして、遠い木隠れに
金燈籠
(
かなどうろう
)
の光がぼんやり光っていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ことに
僅
(
わず
)
かばかりの石燈籠に
寒竹
(
かんちく
)
をあしらったり、多摩川石を敷石のまわりに美しく敷き詰めたり、
金燈籠
(
かなどうろう
)
からちらつく灯は、毎夜の打水にすずしく浮んでいるのを眺めるごとに
幻影の都市
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
燈
部首:⽕
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚