“金像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんぞう50.0%
こんぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠くの掛軸かけじくを指し、高いところの仏体を示すのは、とにかく、目前に近々ちかぢかと拝まるる、観音勢至かんおんせいし金像きんぞうを説明すると言って、御目おんめ、眉の前へ、今にも触れそうに
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これはかねて聞きおよんだ、尊い放光王地蔵菩薩ほうこうおうじぞうぼさつ金像こんぞうじゃ。百済国くだらのくにから渡ったのを、高見王が持仏にしておいでなされた。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)