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野薊
ふりがな文庫
“野薊”の読み方と例文
読み方
割合
のあざみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のあざみ
(逆引き)
野薊
(
のあざみ
)
、蛍袋、山鳥冑などが咲いている、幅の狭い川、広い川を二つ三つ
徒渉
(
かちわたり
)
して、穂高山の麓の
岳
(
たけ
)
川まで来ると雨が強くなった、登山をあきらめて引きかえすころは、
濡鼠
(
ぬれねずみ
)
になってしまう
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
はちきれるばかりの精力に満ちた青草は、小屋の裏から起こるなだらかなスロープを、渦を巻き巻き
埋
(
うず
)
めつくしていた。青草の中には紅紫の
野薊
(
のあざみ
)
の花が浮かびあがり、
躑躅
(
つつじ
)
の花が燃えかけていた。
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
黙つて、両手を後ろについて靴の先で
野薊
(
のあざみ
)
の蕾を撫でてゐた。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
野薊(のあざみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
薊
漢検1級
部首:⾋
16画
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨
“野薊”のふりがなが多い著者
小島烏水
佐左木俊郎
岸田国士