“野枝”の読み方と例文
読み方割合
のえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その晩、隣から火が出て、大杉氏の家は全焼まるやけになつた。焼けなかつたものは、主人と恋女房の野枝のえさん位のもので、書物も何もすつかり焼いてしまつた。
如之のみならず、神近かみちか野枝のえさんとの自由恋愛を大杉自身の口から早く聞かされたが
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
大杉さかえと伊藤野枝のえとが例の恋愛事件に対する告白を読んで見ると、いづれも理屈ばかりならべてゐる。