“酔醒(えいざ)” の例文
旧字:醉醒
「水道橋まで歩行くが可い。ああ、酔醒(えいざ)めだ。」と、衣紋(えもん)を揺(ゆす)って、ぐっと袖口へ突込んだ、引緊(ひきし)めた腕組になったと思うと、林檎(りんご)の綺麗な、芭蕉実(バナナ)の芬(ふん)と薫る、燈(あかり)の真蒼(まっさお)な
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)