“配合(めあわ)” の例文
「実はネ、お前にはまだ内々でいたけれども、家大人(おとッさん)はネ、行々はお前を文三に配合(めあわ)せる積りでお出でなさるんだが、お前は……厭だろうネ」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
二三分時(ぷんじ)前までは文三は我女(わがむすめ)の夫、我女は文三の妻と思詰めていた者が、免職と聞くより早くガラリ気が渝(かわ)ッて、俄(にわか)に配合(めあわ)せるのが厭に成ッて、急拵(きゅうごしらえ)の愛想尽(あいそづ)かしを陳立(ならべた)てて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)