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鄙陋
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ひろう
ふりがな文庫
“
鄙陋
(
ひろう
)” の例文
淳朴
(
じゅんぼく
)
を旨とし清潔を貴び能く礼譲の道を修め、主客応酬の式
頗
(
すこぶ
)
る簡易にしてしかもなお雅致を存し、富貴も驕奢に流れず貧賤も
鄙陋
(
ひろう
)
に陥らず
不審庵
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
談柄
(
だんぺい
)
必ず肉体の区域に入りて、見苦しく聞き苦しきものは十中の七、八なるべし。
畢竟
(
ひっきょう
)
我が人文のなお未だ
鄙陋
(
ひろう
)
を免れざるの証として見るべきものなり。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
国令を奉ずと云うを口実として、言語道断なる醜体を顕わすと云は、
鄙陋
(
ひろう
)
千万、不見識も亦甚しきと謂べし。
洪川禅師のことども
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
然
(
しか
)
り
而
(
しこう
)
してこの日本流の落語なりまた滑稽談なり、特に下等の民間に行わるる
鄙陋
(
ひろう
)
なればなお
恕
(
じょ
)
すべしといえども、堂々たる上流の士君子と称する輩が、自ら鄙陋を犯してまた鄙陋を語り
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
鄙
漢検1級
部首:⾢
14画
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
“鄙”で始まる語句
鄙
鄙歌
鄙吝
鄙劣
鄙唄
鄙見
鄙事
鄙夫
鄙俗
鄙人