トップ
>
遣取
>
やりと
ふりがな文庫
“
遣取
(
やりと
)” の例文
と無闇に書立て、粥河圖書の眼の前で名前を書いて
彼方
(
あちら
)
へ
此方
(
こちら
)
へと
遣取
(
やりと
)
りをさせました。母親は恩人だから厭とも云われず、娘は唯もじ/\して居る。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
上方組との打合せはよいが、一体、いつ迄、このような同じ文句の
遣取
(
やりと
)
りを交しているのだ。内蔵助殿の手紙といえば、毎度決まって、公儀の
御憐憫
(
ごれんびん
)
にお
縋
(
すが
)
り申し奉る事だ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此のごろは二階を
堰
(
せ
)
かれているんでげすから、折々花魁から使い屋をたてゝ文の
遣取
(
やりと
)
りに心を通じている場合、何か急な用が出来て花里から使い屋をよこしたのだと思いますと、小主水からの使いで
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付