遠方とほく)” の例文
きゝ付見には出ましたがこはさは怖し遠方とほくうかゞつて居しのみにて漸く少ししづまりし時三五郎重四郎兩人の聲が致すゆゑそば立寄たちより夫よりみぎ死骸はよんどころなく頼まれて火葬くわそうに致しましたれど勿々なか/\以て手傳てつだひなどは決して致しませんもつとも其節の手續てつゞき斯々かく/\云々しか/″\なりと委細くはしく申立ければ大岡殿段右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)