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道誉
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どうよ
ふりがな文庫
“
道誉
(
どうよ
)” の例文
「はははは。よそながらの程度なら、今を初対面とするがよい。これからはいずれも、
朝家
(
ちょうか
)
の臣義貞であり、朝家の臣、
道誉
(
どうよ
)
だからの」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おくちうらでは、どうやら、近江の佐々木
道誉
(
どうよ
)
こそは、油断がならぬ者よと、ひと言、おもらしなされましたが」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高時は「佐々木のような者こそ御家人の鑑ぞ」と、大いに
愛
(
め
)
でて、“
道誉
(
どうよ
)
”という法名までつけてくれた。——それからの彼への
眷顧
(
けんこ
)
はまた格別だった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊吹
(
いぶき
)
では、
道誉
(
どうよ
)
が、加盟の
証
(
あかし
)
にと、自己の兵二百を加勢にさし出していたし、そこの難関をこえてからの
高氏
(
たかうじ
)
は、まったく、何の屈託もなさそうに見えた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六波羅の大将は、かの佐々木
道誉
(
どうよ
)
の一族で、これも近江源氏の
六角
(
ろっかく
)
ノ
判官
(
ほうがん
)
時信
(
ときのぶ
)
だった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
剣璽
(
けんじ
)
(剣と鏡と天子の印)は、一条ノ右中将
実益
(
さねます
)
、
揚梅
(
あげうめ
)
ノ右少将
資持
(
すけもち
)
らがささげて、
御使
(
みつかい
)
にたち、沿道には、折ふし入京していた近江の佐々木
道誉
(
どうよ
)
の兵が、例の、派手やかな軍装で立ちならんだ。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侍
(
じ
)
していた
道誉
(
どうよ
)
が、そのとき、初めて口をひらいた。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道誉
(
どうよ
)
は今朝笑っていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
誉
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“道誉”で始まる語句
道誉寺
道誉羽織