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道祖
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さえ
ふりがな文庫
“
道祖
(
さえ
)” の例文
道祖
(
さえ
)
の神の
祠
(
ほこら
)
を
後
(
うしろ
)
にして、
佇
(
たたず
)
んでいる沙門の
眼
(
ま
)
なざしが、いかに天狗の
化身
(
けしん
)
とは申しながら、どうも唯事とは思われません。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
奥州名取郡
(
おうしゅうなとりのこおり
)
笠島
(
かさじま
)
の
道祖
(
さえ
)
は、都の
加茂河原
(
かもがわら
)
の西、一条の北の
辺
(
ほとり
)
に住ませられる、
出雲路
(
いずもじ
)
の
道祖
(
さえ
)
の
御娘
(
おんむすめ
)
じゃ。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
丁度
油小路
(
あぶらのこうじ
)
へ出ようと云う、
道祖
(
さえ
)
の神の
祠
(
ほこら
)
の前で、折からあの辻をこちらへ曲って出た、見慣れない一人の
沙門
(
しゃもん
)
が、出合いがしらに平太夫と危くつき当りそうになりました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いつぞや
油小路
(
あぶらのこうじ
)
の
道祖
(
さえ
)
の神の
祠
(
ほこら
)
の前でも、ちらと見かけた事があったが、その方は
側目
(
わきめ
)
もふらず、文をつけた橘の枝を力なくかつぎながら、もの思わしげにたどたどと屋形の方へ歩いて参った。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
“道祖”で始まる語句
道祖神
道祖王
道祖神祭
道祖乢
道祖土
道祖神峠