“道夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だうふ50.0%
どうふ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは前に塩田良三りやうさんの生れたことを記したから、此に柏軒門下にして共に現存してゐる松田道夫だうふの此年に生れたことを併記して置く。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしが柏軒先生の一行に加へられたのは、松田道夫だうふがわたくしに水野閣老(忠精)と先生との間を調停せしめようと謀つたためであつた。先生は松田のことれた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
然るに明治十一、二年のこう、道悦が松田道夫どうふもとにあって、金沢裁判所の書記をしていると、その留守にさいが東京にあって投機のために多く金を失った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)