“樵夫道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そまみち75.0%
きこりみち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この道こそ、唯一の登り口で、あとは容易に頂へ行けない樵夫道そまみちにすぎない。瀬兵衛は、それを知っていただけに早かった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山といっても大した山ではないし、やっと人の通れるほどな樵夫道そまみちが幾つかあるに過ぎないこの街亭などへ、なんで魏が大軍を傾けて来るものか。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこには島原から普賢ふけんのぼ樵夫道きこりみちに過ぎぬ旧山道さんどうが通じていてここを一里半上れば普賢の絶頂に出られるのである。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)