“そまみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杣道81.3%
樵夫道18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヒラリと身を翻すと、屏風岩から一足とびに降りて、あっと言う間もなく、小僧の影は杣道そまみちに消えました。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
湖畔亭から街道を五六町行った所に、山路やまじに向ってそれる細い杣道そまみちがあります。それを幾曲いくまがりして半里もたどると、何川の上流であるか、深い谷に出ます。谷に沿って危げな桟道さんどうが続きます。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
谷間づたいに、樵夫道そまみちをさがして、やがて大江の岸辺へ出た。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)