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迅足
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はやあし
ふりがな文庫
“
迅足
(
はやあし
)” の例文
「たしかな男だ。それに
這奴
(
しゃつ
)
は、神行法とやらいって、一日よく五百里(支那里)を飛ぶ
迅足
(
はやあし
)
をもっておる」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高山へ向けて自慢の
迅足
(
はやあし
)
で飛んで行って、あの警戒の厳しい中を、首尾よく宮川通りの目的地まで、忍んで行ったには行ったけれども、御神燈の明りが入っていないことで、まず胆を冷し
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その
蹄
(
ひづめ
)
の音へ、がたッと戸を閉め、こんどは持ち前の
両脛
(
りょうずね
)
で、飛ぶが如く——というのも大げさだが、何しても身軽そうな
迅足
(
はやあし
)
で、
南巨摩
(
みなみこま
)
の山地へいそいで行った。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
程なく出てくると、何か、火急な用を
吩咐
(
いいつ
)
かったらしく、表方へ
迅足
(
はやあし
)
に退出した。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おのれと、裸のまま、追いかけました。ところが容易に
捕
(
つか
)
まりません。
迅足
(
はやあし
)
の者を、鹿のようなとはよくいったもので、さんざんにもてあそばれ、あげくに風邪までひいてしまいました」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
迅
常用漢字
中学
部首:⾡
6画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“迅”で始まる語句
迅
迅速
迅雷
迅風耳
迅業
迅風
迅兵
迅烈
迅衝隊
迅来