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軽袗
ふりがな文庫
“軽袗”の読み方と例文
読み方
割合
かるさん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かるさん
(逆引き)
とおまんが気をきかして古風な昼寝用の箱枕を夫に勧める間もなく、清助は木曾風な
軽袗
(
かるさん
)
をはいて
梯子段
(
はしごだん
)
を上って来た。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
愛らしい
軽袗
(
かるさん
)
ばきの姿に、
鳶口
(
とびぐち
)
を携え、坂になった往来の道を利用して、朝早くから氷
滑
(
すべ
)
りに余念もない男の子の中には、半蔵が家の宗太もいる。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
寿平次も正己を連れて
屋外
(
そと
)
から
戻
(
もど
)
って来た。二人とも山遊びらしい
軽袗
(
かるさん
)
ばきだ。兄はお民を見ると、自分の腰につけている軽袗の
紐
(
ひも
)
をときながら
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
軽袗(かるさん)の例文をもっと
(4作品)
見る
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
袗
漢検1級
部首:⾐
10画
“軽”で始まる語句
軽蔑
軽
軽業
軽々
軽佻
軽忽
軽侮
軽捷
軽舸
軽業師