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軽便鉄道
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けいべんてつどう
ふりがな文庫
“
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)” の例文
旧字:
輕便鐵道
枕木の向こうに青白くしょんぼり立って、赤い火をかかげている
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
のシグナル、すなわちシグナレスとても
全
(
まった
)
くそのとおりでした。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
というのだそうだが、狭くて
遅
(
のろ
)
い上にガタ/\して一向便利でない。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
吉野口で乗りかえて、吉野駅まではガタガタの
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
があったが、それから先は吉野川に沿うた
街道
(
かいどう
)
を徒歩で出かけた。万葉集にある
六田
(
むつだ
)
の
淀
(
よど
)
、———
柳
(
やなぎ
)
の
渡
(
わた
)
しのあたりで道は二つに分れる。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ほんとうにジョバンニは、夜の
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
の、小さな黄いろの
電燈
(
でんとう
)
のならんだ車室に、
窓
(
まど
)
から外を見ながらすわっていたのです。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
今は風があんまり強いので
電信柱
(
でんしんばしら
)
どもは、
本線
(
ほんせん
)
の方も、
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
の方もまるで気が気でなく、ぐうん ぐうん ひゅうひゅう と
独楽
(
こま
)
のようにうなっておりました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
軽便鉄道
(
けいべんてつどう
)
の東からの一番
列車
(
れっしゃ
)
が少しあわてたように、こう歌いながらやって来てとまりました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“軽便鉄道”の解説
軽便鉄道(けいべんてつどう)とは、一般的な鉄道よりも規格が簡便で、安価に建設された鉄道である。
(出典:Wikipedia)
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“軽便”で始まる語句
軽便
軽便厠
軽便法
軽便寝台
軽便担架
軽便天測具