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蹶起
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けつき
ふりがな文庫
“
蹶起
(
けつき
)” の例文
けれども、肥えた白足袋の説明者なぞは、さうした大衆の
蹶起
(
けつき
)
は、自分たちの指一本でなされたものと、自分たちの力を誇張して考へてゐる。
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
然らずんば奸臣
朝
(
てう
)
に満ち、
乾綱
(
けんかう
)
紐
(
ひも
)
を解き、内憂外患
交
(
こも/″\
)
至り、
彼
(
かの
)
衰亡の幕府と
択
(
えら
)
ぶなきに至らむ。
於是乎
(
こゝにおいてか
)
、憂国之士、奮然
蹶起
(
けつき
)
して、奸邪を
芟夷
(
さんい
)
し、
孑遺
(
げつゐ
)
なきを期すべし。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
地平線には小き稻妻亂れ起りて、暗碧なる浪の
尖
(
さき
)
なる雪花はほの/″\と白み來れり。彼女は俄に
蹶起
(
けつき
)
して、舟はかしこにと呼べり。われ等はその指す方に一の黒點あるを認め得たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“蹶起”の意味
《名詞》
蹶起(けっき)
思いきって立ち上がり、行動すること。
(出典:Wiktionary)
蹶
漢検1級
部首:⾜
19画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“蹶”で始まる語句
蹶
蹶然
蹶立
蹶飛
蹶散
蹶落
蹶倒
蹶做
蹶張
蹶躓