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蹉
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つまづ
ふりがな文庫
“
蹉
(
つまづ
)” の例文
さうだ! そんなことは幾何でもある、
俺
(
わし
)
もさう思つてやつたのだ。が、向うでは
初
(
はじめ
)
から謀つてやつた仕事だ。
俺
(
わし
)
が少しでも、
蹉
(
つまづ
)
くのを
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
心洵に神に
憧
(
あこが
)
れて
未
(
いま
)
だその声を聴かざるもの、人知れず心の悩みに泣くもの、迷ふもの、
煩
(
うれ
)
ふるもの、一言すればすべて人生問題に
蹉
(
つまづ
)
き
傷
(
きずつ
)
きて惨痛の涙を味へるもの
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
カムパニアの野には
薊
(
あざみ
)
生ふといへど、その薊には尚紅の花咲くことあり。富貴の家なる、
滑
(
なめらか
)
なる床には、一
本
(
もと
)
の草だに生ひず。その滑なる上を行くものは、
蹉
(
つまづ
)
き易しと聞く。アントニオよ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
つい、
蹉
(
つまづ
)
いたら、飛びかゝつてやらう位にしか思つてゐないのですもの。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
蹉
漢検1級
部首:⾜
17画
“蹉”を含む語句
蹉跌
蹉跎
蹉躓
大蹉跌
一蹉跌
蹉陀