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路伴
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みちづ
ふりがな文庫
“
路伴
(
みちづ
)” の例文
それはまた路が不安になって来たがためであった。菊江は
後
(
うしろ
)
を
揮返
(
ふりかえ
)
った。菊江は
路伴
(
みちづ
)
れになる人がないかと思ったのであった。
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
路伴
(
みちづ
)
れは田所碧洋とて、蛮骨稜々たる快男児、旭川市を根拠として嚮導を求めしに、成田嘉助氏という豪の者を得たり。
層雲峡より大雪山へ
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
夕日に彩られた峠、其処を私は郵便脚夫をしてゐる敏捷な少年と
路伴
(
みちづ
)
れになつて越えて行つた。下に見える村をたしか錦浦と言つたと記憶して居る。
春雨にぬれた旅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
王は独り自分の影を
路伴
(
みちづ
)
れにしていった。そして道を聞くこともできないので、ただ南の方の山を望んでいった。
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
それは草の中の近路と同じような不安であった。それに
微月
(
うすづき
)
があって草の中の路も暗くはなかった。どうせ
路伴
(
みちづ
)
れがないなら路の近いほうが良いと思った。
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
伴
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“路”で始まる語句
路
路傍
路次
路地
路端
路易
路銀
路用
路々
路地口