跋提河ばだいが)” の例文
されど味のわろからぬままつくしけるに、半里ほど歩むとやがて腹痛むこと大方ならず、なみだうかべて道ばたの草をしとねにすれど、路上坐禅ざぜんを学ぶにもあらず、かえって跋提河ばだいが釈迦しゃかにちかし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)