“足弱”の読み方と例文
読み方割合
あしよわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源「これは二両二分、イヤサ御主人、二両二分で越後まで足弱あしよわを連れてかれると思いなさるか、御親切ついでにもそっとお恵みが願いたい」
きゝ夫婦の者すれば今より江戸まではとてゆかれまじせめこうとやら迄も行れべきやと云に亭主は兩人の樣子を見て失禮ぶしつけながら足弱あしよわの御女中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この時代に足弱あしよわと供の者とを連れて奥州から四国路までも旅行をするというのは、よっぽど裕福の身分でなければならないことは判り切っていた。
半七捕物帳:33 旅絵師 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)