トップ
>
足引
>
あしびき
ふりがな文庫
“
足引
(
あしびき
)” の例文
古池の句は
足引
(
あしびき
)
の山鳥の尾のといふ歌の簡単なるに比すべくもあらざれど、なほ俳句中の
最
(
もっとも
)
簡単なる者に属す。芭蕉はこれを以て自ら得たりとし、終身複雑なる句を作らず。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
よし
足引
(
あしびき
)
の
山姥
(
やまうば
)
が
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
古池の句は
足引
(
あしびき
)
の山鳥の尾のという歌の簡単なるに比すべくもあらざれど、なお俳句中の最も簡単なるものに属す。芭蕉はこれをもってみずから得たりとし、終身複雑なる句を作らず。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
「
足引
(
あしびき
)
の山鳥の尾の」といふ歌も前置の
詞
(
ことば
)
多けれど、あれは前置の詞長きために夜の長き様を感ぜられ候。これはまた上三句全く役に立ち不申候。この歌を名所の手本に引くは大たはけに御座候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「
足引
(
あしびき
)
の山鳥の尾の」という歌も
前置
(
まえおき
)
の
詞
(
ことば
)
多けれど、あれは前置の詞長きために夜の長き
様
(
さま
)
を感ぜられ候。これはまた上三句全く役に立ち
不申
(
もうさず
)
候。この歌を名所の歌の手本に引くは大たわけに御座候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
足引
(
あしびき
)
の山中
治左
(
じさ
)
が
佩
(
は
)
ける
太刀
(
たち
)
神代
(
かみよ
)
もきかずあはれ長太刀
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“足引”で始まる語句
足引城