“赤陣羽織”の読み方と例文
読み方割合
あかじんばおり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁髷鬘ちょんまげかずら赤陣羽織あかじんばおり裁付袴たっつけばかまおやじどもが拍子木にかねや太鼓でラインしゅとかの広告ひろめ口上こうじょうをまくし立てる。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
この総督御本陣直属の人数は二百六人、それに用物人足五十四人、家来向き諸荷物人足五十二人、赤陣羽織あかじんばおりを着た十六人のものが赤地に菊の御紋のついた錦の御旗と、同じ白旗とをささげて来た。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)