“赤軍”の読み方と例文
読み方割合
せきぐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分、その日の夜にると、北上ほくじょうしてきた赤軍せきぐんは、勢いに乗じて、大挙たいきょ土佐湾の夜襲戦やしゅうせんを展開することだろうと、想像された。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
また、シベリヤには、三十万以上の赤軍せきぐんが集って、満洲の国境を、機械化兵団が、とりかこんでいる。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
あちらこちらと隊籍をかえておりますうちに、セミヨノフ将軍の配下について、赤軍せきぐんのあとを逐いつつ、御承知でも御座いましょうがここから三百露里ばかりへだたった
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)