“赤柄”の読み方と例文
読み方割合
あかえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが東口から赤柄あかえ菱槍ひしやりを突いて出て来る足許あしもとは、一歩は高く一歩は低いものであります。
随行ずいこうとしては、宿将、旗本、小姓衆から銃隊弓隊、また赤柄あかえの槍組とつづき、医者、茶道衆、祐筆ゆうひつ俳諧師はいかいし沙門しゃもん、荷駄隊にいたるまで——見送っても見送っても人馬の列は容易に尽きない。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)