トップ
>
贅
>
おご
ふりがな文庫
“
贅
(
おご
)” の例文
寿司談義は
小遣銭
(
こづかいせん
)
が快調にまわるようになり、年も四十の坂を越え、ようやく口が
贅
(
おご
)
って来てからのことになる。
握り寿司の名人
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
空は完全に晴れ上がって、太陽の輝きには夏の最後の
贅
(
おご
)
りがあった。谷を吹き上げる南風がトリカブトの群落をなでて、水ぎわをはるかに離れた身体には汗が感じられる。
二つの松川
(新字新仮名)
/
細井吉造
(著)
贅
(
おご
)
ったことはいらないからこれで友助のところへ送り膳を届けるように、また余ったのはその女にもやって早く出てゆかせるように、さもないと幸太郎のためにもよくないから
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
高梨の
贅
(
おご
)
りでそれを見た。風がない。良い月夜だ。(四、二三)
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
万三郎は彼に酒を
贅
(
おご
)
ってやり、また明日も会おうと約束をした。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
贅
漢検1級
部首:⾙
18画
“贅”を含む語句
贅言
贅肉
贅物
贅沢三昧
贅六
贅沢物
贅沢家
贅沢
贅澤
贅沢品
贅美
贅沢屋
贅説
贅議
贅費
贅美濃厚
贅足
贅食
贅疣
贅餐
...