“贅沢品”の読み方と例文
旧字:贅澤品
読み方割合
ぜいたくひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに経済社会の進捗しんちょく富財ふざい饒多じょうたとなるに従って、昨日の贅沢品ぜいたくひん今日こんにちは実用品と化し去り、贅沢品として愛翫せらるるものは
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
百姓弥之助は昔から自動車を贅沢品ぜいたくひんとは考えて居ない、行く行く実用品として各戸一台は備えねばならぬ様な時代が来るものだと思って居る。
贅沢品ぜいたくひんとなること、始めから骨董品こっとうひんとなること、民器とならぬこと、したがって民衆の生活とは没交渉になること、顧客は独り富者のみとなること。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)