“ぜいたくひん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
贅沢品92.9%
贅澤品7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
贅沢品ぜいたくひんとなること、始めから骨董品こっとうひんとなること、民器とならぬこと、したがって民衆の生活とは没交渉になること、顧客は独り富者のみとなること。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
我々の購買力が此の便利ではあるが贅沢品ぜいたくひんと認めなければならないものを愛玩あいかんするに適当な位進んで来たのか
余と万年筆 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そんなことで、到底とうてい相手にされなかつた。それに子ともだましの寫眞器しやしんきの二三円でも、とう時では、なりの贅澤品ぜいたくひんちがひなかつたし、しかるべき寫眞器しやしんきなど、無論むろんつてもらへるはずもなかつた。