“贅美”の読み方と例文
読み方割合
ぜいび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、徐庶の母は、贅美(ぜいび)をきらい、家族にも遠慮がちに見えるので、別に近くの閑静な一屋へ移して、安らかに住まわせた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひいては、世をあげて、贅美(ぜいび)と逸楽(いつらく)の坩堝(るつぼ)と化し、物はあがり貨幣価値は低くなった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
氏真は小禽(ことり)が好きだった。名鳥を求めて彼に贈れば、他愛なく欣(よろこ)ぶことを知っているので、都の公卿(くげ)からも、贅美(ぜいび)な鳥籠と名禽は、居ながらに、屋形のうちの彼の住居(すまい)の坪には集まった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)