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賭博場
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ばくちば
ふりがな文庫
“
賭博場
(
ばくちば
)” の例文
賭博場
(
ばくちば
)
を
軽
(
ころ
)
げ歩き、芸妓屋の
情夫
(
にい
)
さんになったり、
鳥料理
(
とりや
)
の板前になったり、俥宿の帳附けになったり、
頭
(
かしら
)
の家に厄介になったり、
遊女
(
おいらん
)
を女房にしたりしているうちに
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
忠太郎 初めて逢う母親がゆたかに暮していればいいが、さもねえ時はと
賭博場
(
ばくちば
)
で目と出た時に貯めた金よ。俺あ行くぜ。半次、堅気になった姿を、いつか一度
屹
(
きっ
)
と見に行くぜ。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
ドバなら知て居る仏英の間の海峡(谷)困るなア冗談じゃ無いぜ賭場とは
賭博場
(
ばくちば
)
だアネ(大)成るほど賭場は
博奕場
(
ばくちば
)
か夫なら博奕場の喧嘩だネ(谷)爾サ博奕場の喧嘩で殺されたのよ博奕場だから誰も財布の外は何も
持
(
もっ
)
て行ぬがサア喧嘩と云えば
直
(
すぐ
)
に自分の前に在る金を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
忠太郎 一両出したとて怪しむな、俺あ
盗
(
ぬす
)
ッ
人
(
と
)
じゃねえ、見る通りのヤクザなんだ。汗をかいて稼いだ金じゃなし、多寡が出たとこ勝負、
賭博場
(
ばくちば
)
の賽の目次第で転げ込んだ
泡沫銭
(
あぶくぜに
)
だ。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
賭
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“賭博”で始まる語句
賭博
賭博打
賭博者
賭博室
賭博狂
賭博風
賭博遊
賭博台
賭博器
賭博師