“ばくちば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
博奕場73.3%
賭博場20.0%
博打場6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
送りしが或日番町邊ばんちやうへん屋敷やしき中間部屋ちうげんべや小博奕こばくちありて不※ふと立入しに思ひの外利運りうんを得たりもとよりこのむ道なれば其後は彼方此方と博奕場ばくちば
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
忠太郎 初めて逢う母親がゆたかに暮していればいいが、さもねえ時はと賭博場ばくちばで目と出た時に貯めた金よ。俺あ行くぜ。半次、堅気になった姿を、いつか一度きっと見に行くぜ。
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
長春ちょうしゅんとかにある博打場ばくちばの光景で、これはかつて馬賊の大将をしたというさる日本人の経営に係るものだが、そこへ行って見ると、何百人と集まる汚ない支那人が、折詰のようにぎっしり詰って
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)