“カジノ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賭博場50.0%
遊楽館16.7%
娯楽場16.7%
遊楽場16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妾はロダンさんと、花匂うモナコの浜に沿って、心の悲劇を象徴するような大寺院の賭博場カジノに向って、馬車を走らせました。
バルザックの寝巻姿 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
遊楽館カジノに引き返し、運を公爵の天に依頼して、もう一度モ軍対日仏連合軍の戦闘を開始しようかと協議を始めた。
ニースはランピア港の税関河岸がしを離れたコルシカ島行きの遊覧船は、粋士佳人を満載して、かもめまごう白き船体に碧波を映しながら、遊楽館カジノの大玻璃窓はりまどの中に姿を現わし来たる。
静かなやみにゆらりゆらりと揺れて、夕靄の立ち籠むる湖面の彼方、家々の窓にともる赤い灯影ほかげ、アンジアン娯楽場カジノの不夜城はキラキラと美しくに映っている。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)