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貴殿
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おまへ
ふりがな文庫
“
貴殿
(
おまへ
)” の例文
配分
(
はいぶん
)
して
侠客
(
をとこ
)
づくで
呑込
(
のみこん
)
で居て
遣
(
やつ
)
たのに金を何で
貴殿
(
おまへ
)
が
貢
(
みつい
)
だなどとは
不埓
(
ふとい
)
云樣
(
いひやう
)
だと
泣聲
(
なきごゑ
)
を出して云ひ
募
(
つの
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
持ちたり
貴殿
(
おまへ
)
は二十歳ばかりの
子息
(
むすこ
)
あれば
今度
(
こんど
)
生
(
うま
)
れたりとも
私
(
わた
)
し程には思ふまじと云に
井筒屋
(
ゐづつや
)
は
首
(
かうべ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
醒
(
さま
)
し我々は財布の樣なる物は一向見掛けずと云けれ共尚ほも
五月蠅
(
うるさく
)
其處斯處
(
そこここ
)
と尋ね廻りける故
店
(
みせ
)
の者共是を聞て此者は盜人か
騙
(
かた
)
りならんと思ひけるにコレ
爺殿
(
おやぢどの
)
貴殿
(
おまへ
)
が二十兩と云ふ金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“貴殿”の意味
《代名詞》
同等・上位の相手に対する文語的な二人称の尊敬語。
(出典:Wiktionary)
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“貴殿”で始まる語句
貴殿方
貴殿迄