トップ
>
貴人
>
うまびと
ふりがな文庫
“
貴人
(
うまびと
)” の例文
奴隷
(
やつこ
)
たちはとやかくと、口さがないのが、其為事よ。此身とお身とは、おなじ
貴人
(
うまびと
)
ぢや。おのづから話も合はうと言ふもの。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
山ふかき
埴生
(
はにふ
)
の花をたまたまも訪ひし
貴人
(
うまびと
)
内へと申せ
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
その節、山の
峠
(
たわ
)
の塚であつた不思議は、噂になつて、この
貴人
(
うまびと
)
の一家の者にも知れ渡つて居た。あらぬ者の魂を呼び出して郎女様におつけ申しあげたに違ひない。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
道知れる人の心をこころにてわれはがほせぬ人ぞ
貴人
(
うまびと
)
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
その節、山の
峠
(
たわ
)
の塚で起った不思議は、噂になって、この
貴人
(
うまびと
)
一家の者にも、知れ渡って居た。あらぬ者の魂を呼び出して、郎女様におつけ申しあげたに違いない。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
鈍人
(
おぞびと
)
もさかしらせねば
貴人
(
うまびと
)
ぞ
貴人
(
うまびと
)
さびようたて
僻
(
ひが
)
むな
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
貴人
(
うまびと
)
はうま人どち、やつこは
奴隷
(
やつこ
)
どちと言ふからなう——。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
貴人
(
うまびと
)
はうま人どち、やっこは
奴隷
(
やっこ
)
どち、と言うからの——。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“貴人”の意味
《名詞》
貴 人(きじん)
身分や地位が高い人。貴族。
古代中国における后妃の位の一つ。
陰陽道の神である天一神の別称の一つ。
(出典:Wiktionary)
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“貴”で始まる語句
貴方
貴女
貴
貴下
貴郎
貴君
貴様
貴嬢
貴殿
貴賤