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財物
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ざいもつ
ふりがな文庫
“
財物
(
ざいもつ
)” の例文
定基は其婦人の窮を救うために、種々の自分の
財物
(
ざいもつ
)
を与え取らせた後不思議に
清々
(
すがすが
)
しい好い心持になった。そして遂に
愈々
(
いよいよ
)
吾が家を棄てて出た。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
吝嗇
(
りんしょく
)
な人間が生前に隠して置いた
財物
(
ざいもつ
)
の附近に、夜中徘徊するというのもやはりこのわけです。この人たちは自分の
黄金
(
こがね
)
に対して厳重な見張りをしているのです。
世界怪談名作集:11 聖餐祭
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
笑ふて語る時あらんも知れずよし貧賤に終るとて此の
母子
(
おやこ
)
の慈愛ありなまじ富貴にして却つて
財物
(
ざいもつ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“財物”の意味
《名詞》
財物(ざいぶつ)
金銭と物品。金銭または物品。
(刑法)法的保護に値する物。
(出典:Wiktionary)
“財物”の解説
財物(ざいぶつ)とは、刑法における法律用語であり、移転罪の客体である。定義に関しては争いがある。
(出典:Wikipedia)
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“財”で始まる語句
財布
財産
財
財嚢
財宝
財寶
財政
財貨
財産家
財界