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負担
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ふたん
ふりがな文庫
“
負担
(
ふたん
)” の例文
旧字:
負擔
小身の者ほど、こういうときは、厚くしてやるのが目上の義務である——という理由をとり、九郎兵衛は、大身には
眷族
(
けんぞく
)
の
負担
(
ふたん
)
がある。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早くその話を極めて家の
負担
(
ふたん
)
を減らした方がいい、わずかな財産の分配をされるよりは当人のためにもいいと言ったり、もしも夫婦養子の口があれば
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
しかるに財産の義務なるものは、わずかにその
負担
(
ふたん
)
する税額ぐらいに
止
(
とど
)
まって、その額も重い重いと言いながら権利に
較
(
くら
)
ぶれば、案外に軽いものと思われる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
事情によっては年々経常費の一部を
負担
(
ふたん
)
してもいいということまで申し出て来ている。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
自習がいかにも
負担
(
ふたん
)
のようだった。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
ことに法文の読みようによっては、義務を
忌避
(
きひ
)
する道も
随分
(
ずいぶん
)
ある。ゆえに世に勢力ある人の中には種々なる
口実
(
こうじつ
)
をもって財産の義務をことごとく
負担
(
ふたん
)
しないものがある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
かつまた
己
(
おの
)
れの事業にして
繁昌
(
はんじょう
)
すれば、営業税も余計に収め、もって国家に対する
負担
(
ふたん
)
も喜んで増し、また海外に輸出額がふえればこれまた国産に
貢献
(
こうけん
)
することであるからなおまた国のためになる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“負担”の意味
《名詞》
責任や義務などを身に引き受けること。
その人にとって、仕事や義務が重過ぎること。
(出典:Wiktionary)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
担
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
“負担”で始まる語句
負担力