“象坪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざうつぼ50.0%
ぞうつぼ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九四 この菊蔵、柏崎なる姉の家に用ありて行き、振舞はれたる残りの餠を懐に入れて、愛宕山の麓の林を過ぎしに、象坪ざうつぼの藤七といふ大酒呑みにて彼と仲よしの友に行き逢へり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
九四 この菊蔵、柏崎なる姉の家に用ありて行き、振舞ふるまわれたる残りのもちふところに入れて、愛宕山のふもとの林を過ぎしに、象坪ぞうつぼの藤七という大酒呑おおざけのみにて彼と仲善なかよしの友に行き逢えり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)