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讒謗
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ざんばう
ふりがな文庫
“
讒謗
(
ざんばう
)” の例文
声を
連
(
つら
)
ね筆を
揃
(
そろ
)
へて
一斉
(
いつせい
)
に之を
讒謗
(
ざんばう
)
攻撃して
曰
(
いは
)
く「軍国多事の
隙
(
げき
)
に乗じて此事をなす
先
(
ま
)
づ売国の奸賊を
誅
(
ちゆう
)
して征露軍門の
血祭
(
ちまつり
)
せざるべからず——」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
官憲が丁度よく私と外界とを遮断してくれますから、私に対するあらゆる
讒謗
(
ざんばう
)
も、呪咀もなくなつてしまひませう。その代り私が帰つて来ましたら……。
計画
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
讒謗
(
ざんばう
)
罵詈
(
ばり
)
を極めたるものに対しては、
例令
(
たとひ
)
如何なる名説なりとも、又如何なる毒説なりとも、之に対して何等の答弁をも
為
(
なさ
)
ざるべし、余は批評を好むものなり、争ふことを好むものなり
人生の意義
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
斯く申さば
讒謗
(
ざんばう
)
罵詈
(
ばり
)
禮を知らぬしれ者と思ふ人もあるべけれど實際なれば致方無之候。若し生の言が誤れりと思さば所謂歌よみの中より只の一人にても俳句を解する人を御指名可被下候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
官憲が丁度よく私と外界とを遮斷してくれますから、私に對するあらゆる
讒謗
(
ざんばう
)
も、
呪詛
(
じゆそ
)
もなくなつてしまひませう。その代り私が歸つて來ましたら……。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
讒
漢検1級
部首:⾔
24画
謗
漢検1級
部首:⾔
17画
“讒謗”で始まる語句
讒謗者
讒謗罵詈
讒謗律