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諸砦
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しょさい
ふりがな文庫
“
諸砦
(
しょさい
)” の例文
もちろん秀吉の軍がそこへ到るまでには、
因幡
(
いなば
)
、
伯耆
(
ほうき
)
などに散在する敵の
諸砦
(
しょさい
)
を、その前年から、次々と、攻め
潰
(
つぶ
)
して行ったものである。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此合戦に先んじて、秀吉利家の間にある種の協定さえあったと思われるのである。丹羽長秀、これを見て時分はよしと
諸砦
(
しょさい
)
に突出を命じた。北国勢全く
潰
(
つい
)
えて、北へ西へと落ちて行った。
賤ヶ岳合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
勢濃二州がこぞって秀吉の背後を
脅威
(
きょうい
)
するに至る日をもって、即ちここの二万余勢の総兵力も、一挙、なだれ打って、西浅井、東浅井の
諸砦
(
しょさい
)
を攻めつぶし、秀吉を長浜、佐和山の一隅へ追いつめ
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉は、長秀に命じて、味方の
諸砦
(
しょさい
)
へ、次のことを伝達させた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
砦
漢検準1級
部首:⽯
10画
“諸”で始まる語句
諸
諸共
諸手
諸声
諸君
諸人
諸方
諸々
諸国
諸肌