“註解（ちゅうかい）” の例文

「唯（た）だ東京の奴等（やつら）を言ったのサ、名利（みょうり）に汲々（きゅうきゅう）としているその醜態（ざま）は何だ！　馬鹿野郎！　乃公（おれ）を見ろ！　という心持サ」と上村もまた真面目で註解（ちゅうかい）を加えた。

牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) ／ 国木田独歩(著)

好感を持つ批評として主人に受取らせるよう夫人の註解（ちゅうかい）した相槌（あいづち）を求めるような笑い方をしていた。

食魔 (新字新仮名) ／ 岡本かの子(著)

と六太夫さんが註解（ちゅうかい）すると

ぐうたら道中記 (新字新仮名) ／ 佐々木邦(著)

“註解”の意味

《名詞》
註解（ちゅうかい 「注解」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる）

注を加えて本文の意味を説明すること。
(出典:Wiktionary)

“註解（注釈）”の解説

注釈（註釈、ちゅうしゃく、en: annotation）または注解（註解、ちゅうかい）とは、文章や専門用語について補足・説明・解説するための文書や語句。
本項では、古典や経典における注釈書（ちゅうしゃくしょ、en: commentary）についても扱う。
(出典:Wikipedia)

註	漢検準1級 部首:⾔ 12画
解	常用漢字 小５ 部首:⾓ 13画