“記臆(きをく)” の例文
我(わ)が蔵(ざう)する菊塢(きくう)の手紙には、梅(うめ)一枝(いつし)画(ゑが)きて其上(そのうへ)に園(その)の春をお分(わか)ち申(まを)すといふ意味の句あり、また曲亭馬琴(きよくていばきん)が明(めい)を失(しつ)してのち、欝憂(うさ)を忘るゝために己(おの)れと記臆(きをく)せし雑俳(ざつぱい)を書(かき)つらねて、友におくりし中(うち)に
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)