親牛おやうし)” の例文
あけておいたもんですから、大将たいしょうさっそく親牛おやうしのところへ行って半分はんぶんばかりのんでしまいましてね……
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
細君さいくん不安ふあんなりに同意どういして、その乳しぼりをおいてやることになった。牛舎ぎゅうしゃのほうでは親牛おやうし子牛こうしとをけて運動場うんどうじょうにだしたから、親牛も子牛もともによびあっていてる。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)